運行管理者試験〈貨物〉合格大作戦

必要最小限の努力で運行管理者試験合格を目指す。

基礎講習を受けておくべき3つの理由

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基礎講習はめんどくさい?

基礎講習を受講すれば、運行管理者試験の受験資格を得ることができます。

 

www.nasva.go.jp

 

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しかしながら、これがなかなか大変なのです。

 

8,900円という料金もさることながら、3日間(約16時間)の長丁場です。

 

朝10時ぐらいに始まって夕方の16時半ぐらいまで、3日連続で講習を受けなくてはなりません。

 

お住まいの地域によっては、基礎講習の会場まで片道2時間以上かかることもあるかもしれません。

 

お仕事も休まなくてはならないでしょうし、社会人の方にとってはかなり負担が大きいですね。

 

「できることなら、受けたくないなあ」と思われるのも、無理はありません。

 

ここでもう一度、受験資格を振り返ってみましょう。

 

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  • 実務経験1年以上
  • 基礎講習を修了

 

どちらか1つを満たせばいいわけですから、「実務経験1年以上」の方であれば、基礎講習は受けなくても受験は可能なのです。

 

基礎講習を受けるのはめんどくさいから、「実務経験1年以上」で申請しよう。

 

そう考えてしまうのは無理もないことですし、悪いことでもありません。

 

しかし、それでも私は、運行管理者試験を受験する前に基礎講習を受けておくことをおすすめします。

 

理由は3つあります。

 

理由その1.試験対策になる

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上の画像は、私自身が基礎講習を受けた時のタイムスケジュールです。

 

※2017年のものなので、今は少し違うかもしれません。

また、講習実施機関によっても多少違うかもしれませんので、ご注意ください。

 

ご覧の通り、「運行管理者の業務」とか「道路運送車両法」とか「道路交通法」とか「改善基準」とか、運行管理者試験の出題分野が目白押しです。

 

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出題分野そのものと言っても過言ではありません。

 

これから運行管理者試験を受験する方にとっては、勉強にならないはずがないのです。

 

これには、データの裏付けもあります。

 

受験者のうち、「実務経験1年以上」で受験される方は全体の約40%、「基礎講習を修了」して受験される方は約60%だそうです(2014~2018年のデータ)。

 

そのうち、

「実務経験1年以上」の方の合格率は約20%

「基礎講習を修了」した方の合格率は約30%

となっています。

 

基礎講習を受けるだけで、立派な試験対策になっているのです。

 

もちろん、基礎講習を受けただけで試験に合格するのは難しいと思いますが、役に立つ内容なのは間違いありません。

 

せっかくお金と時間を使って基礎講習を受けるわけですから、是非とも試験合格に活かしてください。

 

できれば、試験の1~2か月前ぐらいに受けるのがおすすめです。

 

理由その2.補助者になれる

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基礎講習を受けると、運行管理者の「補助者」になることができます貨物自動車運送事業輸送安全規則(以下「安全規則」)第18条第3項)。

 

補助者になれば、点呼をとることができます。

 

仮にその後の試験が不合格だったとしても、点呼業務はできるようになるわけです。

 

ゆくゆくは運行管理者を目指すあなたにとって、点呼業務を経験できるようになるというのは、結構プラスなのではないでしょうか。

 

また、お勤めの運送会社が点呼者不足で悩んでいる場合もあるかもしれません。

 

点呼をとれる人が一人でも増えてくれるのはありがたい、と会社に感謝されることもあるでしょう。

 

あなたにとっても、会社にとっても、双方にメリットがあるわけです。

 

基礎講習に費やしたお金と時間は、決して無駄にはなりません。

 

理由その3.どうせ受けるはめになる

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これは、あなたが運行管理者試験に合格し、晴れて運行管理者に選任された後の話です。

 

新たに選任された運行管理者は、講習を受けなくてはなりません。

 

運送会社には、運行管理者に講習を受けさせる義務があるのです(安全規則第23条)。

 

ここで受ける講習というのは、一般講習でかまいません。

 

一般講習は1日(約5時間)で終わります。

 

基礎講習よりはだいぶ負担が軽いと言えるでしょう。

 

その後も2年度に1回、運行管理者は一般講習を受けていかなくてはなりません。

 

運行管理者はトラックの安全な運行を管理するためのスペシャリストですから、2年に1回ぐらいは講習を受けて、運行管理に関する知識・能力の維持に努めたり、関係法令の改正なども熟知しておこう、というわけですね。

 

しかし、これには1つ、大きな注意点があります。

 

基礎講習を受講していない運行管理者は、一般講習ではなく、基礎講習を受講しなければならないのです。

 

基礎講習を受けずに「実務経験1年以上」で受験して運行管理者になった方は、試験に合格しているにもかかわらず、基礎講習を受けなくてはなりません。

 

これは、かなりキツイです。

 

試験を受ける前なら、「試験対策になるから」「補助者になれるから」とモチベーションを高めて、約16時間の基礎講習も乗り切ることができたでしょう。

 

しかし、既に試験にも合格し、補助者どころか運行管理者に選任されている方にとって、3日間の長丁場は苦行でしかありません。

 

「こんなことなら、試験を受ける前に基礎講習を受けておくべきだった…」と思われる方がほとんどなのではないでしょうか。

 

めんどくさいからこそ、早めに済ませたほうがいいのです。

 

一度だけ基礎講習を受けてしまえば、あとあと受けるのは一般講習でいいわけですから。

 

そんなわけで、私は、運行管理者試験を受験する前に基礎講習を受けておくことをおすすめします。

 

まとめ

運行管理者試験を受験する前に基礎講習は受けておくべき。

理由は3つ。

  1. 試験対策になるから
  2. 補助者になれるから
  3. どうせ受けるはめになるから